ファイアウォール内でのCADの利用方法
VDEC の CAD を利用する為には、ライセンスサーバからライセンスを取得する
必要がある。ファイアウォール内でライセンスを取得する為には、各 CAD
ベンダーの使用する tcp ポートに関してパケットを通過させる為の穴をあける
必要がある。
平田研で利用しているファイアウォールの中から、VDECのサブセンターのライセンス
サーバである echo55 に対して、Cadenceのライセンスを取得する為の設定方法を
以下に示す。
※2000年8月以降は、以下の固定されたポート番号の穴をあけるだけでよくなった為、
1、2の操作は不要である。
・Cadence 5280 5281
・Synopsys 1700 1701(バージョン2000.5以降のみ) 1702(バージョン1999.10以前のみ)
・Avant! 7182 7183
- CADを利用する計算機でウィンドウを2つ開き、snoop コマンドと lmstat
コマンドを同時に実行する。
- snoopコマンドを実行した際、ライセンスファイルに書いてある各ベンダーの
ポート番号(5280)以外で、値の変わらないポート番号(例:1000)を1つ見つける
。(ライセンスサーバが再起動するとポート番号は変わってしまうので、再度設定
する必要がある。)
- ゲートウェイマシン(henry)にログインする。
- /usr/local/etc/fwtk/netperm-table に以下を書き加える。
plug-gw: port 5280 192.168.10.* -plug-to echo55.echo.nuee.nagoya-u.ac.jp -port 5280
plug-gw: port 1000 192.168.10.* -plug-to echo55.echo.nuee.nagoya-u.ac.jp -port 1000
- 以下を実行する。
# /usr/local/etc/fwtk/plug-gw -daemon 5280
# /usr/local/etc/fwtk/plug-gw -daemon 1000
/usr/local/etc/rc.d/plug-gw.sh に以下を追加することでリブート時に
自動で実行される。
if [-x /usr/local/etc/fwtk/plug-gw]; then
/usr/local/etc/fwtk/plug-gw -daemon 5280
/usr/local/etc/fwtk/plug-gw -daemon 1000
fi
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