第二回:インストール

2.1 前置き
えー、巷ではweb startが推奨されているようですが、あれは使いません。理由は・・・。まあ、色々あります。一言で言うと「腐ってるから」(笑)。あと、CDブートができるマシンであることが前提です。まあ、最近はCDドライブも安いですから(謎)。

2.2 前準備
・BinaryCD1を入れて起動します。自動的にインストーラーが立ち上がります。
・初めのデバイス認識はF2を押すと進んでいきます。
・どこから起動するか聞かれるので、CDドライブを選んでください。このときにLANカードが表示されていないようなら自動認識できていないので、認識できるものに取り替えたほうが後が楽です。
・次にインストーラーの種類を聞かれるので、Solaris Intaractiveを選んでください。
・言語の環境を聞かれたらJapan、コーディングはEUC。
・Xの設定はビデオカードとマウスは問題ないと思います。キーボードとモニタは多分設定が要ります。モニタに関してはMultiFrequencyの56KHzあたりを選んでおくと無難です(17インチの場合)
ここまで進むとXが立ち上がり、GUIでインストールができるようになります。

2.3 ネットワーク関係
ここからはかなり人によって設定がかわると思います。とりあえず私の例を「」の中に書いておきます。学校等で使うマシンの場合、ネットワーク管理者にどのような設定にすればよいか問い合わせてください。
・ネットワーク使用の有無:「yes」
・DHCP:IPアドレスを自動的に取得する機能です。「No」
・ホスト名:マシンにつける名前です。「gray」
・IP:マシンに与えるIPアドレスです。「192.168.10.6」
・マシンはサブネットの一部:これがいまいちわからないんですが、自宅でいきなりインターネットにつないだりしなければYESだと思います。「Yes」
・サブネットマスク:上でYesにした場合はシステム管理者にこの番号を聞いてください。「255.255.255.0」
・IPv6の使用:IPv6は現在一般に使われているIPアドレスの規格であるIPv4に代わるものとして期待されています。あまり使っているところはなさそうですが。「No」
・ネームサービス:番外編1を参照のこと。「DNS」
・ドメイン:住所で言うところのほげほげ市ふがふが町と同じくらいの感じです。「hirata.nuee.nagoya-u.ac.jp」
・ネームサーバのIP:複数サーバが動いていれば複数かけます。「192.168.10.2」
・DNSリスト:あまり書く必要はないと思う。「空欄のまま」
・ケルベロス(スペル忘れた)の有無:認証の暗号化を行うサービス。NISとかでまれに使われる。普通はDESをつかうのでOFFでいいです。「No」
・時間帯:「地域」→「東アジア」→「日本」

2.4 インストール ・インストールの規模:下に行くほどコンパクトになります。。。が、下のほうはMakeやlibraryすらない状態なので、お勧めできません。 上から2番目だと全部入ります。これがおすすめ。 ちなみに一番上だとOEMサポートがつくので、ユーザー登録とか言われてうっとうしいです。
・パーティションの切り方:わからない人は「/」と「swap」だけにしてしまうといいでしょう。UNIXの知識がある人は手動で切ったほうがいいと思います。CompanionCDを入れる人は「/opt」を大きめに!
・リモートマウント:放っておいて「継続」。
これでやっとインストールが始まります。インストールが終わると自動的に再起動されます。

2.5 再起動後
・管理者のパスワード:英数字を混ぜて簡単にはクラックされないようなパスワードに。
・BinaryCD2のインストール:インストールの規模を小さめにしていると行われません。でもこれをいれないとほとんど何もできません。
・LanguageCDのインストール

一応これでインストールは全部終了です。 次回からは設定に入ります。

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