TRAVEL STORY6
北海道
H9.2.19 - H9.2.21
北海道には夏に行くものだと考えていた私に、母が突然「流氷を
見に行きたい」と言いだしました。最近母は友人からどこどこが
いいと聞くと、すぐに行きたがるのです。まあ、それに同行する
私も私なのですが。
分厚い靴下に防水加工した靴、手袋にマフラー、そして冬の恋人
カイロを身につけて、いざ厳冬の北海道へと旅立ったのでした。
寒い、寒い、猛烈に寒い。鼻の中も凍るほどの寒さでした。
でも、流氷は感激しました。氷の中を「ごごごおー」と鈍い音を
たてながらゆっくりと進む船。進むにつれて氷の色が少し水色を
帯びたように見え、割れた氷のかけらが波で揺れ、雄大な自然の
中にいるのを実感できました。
冬の北海道も素敵だなあと満足しながら名古屋に戻る日がやって
来ました。と同時にハプニングもやってきたのです。
朝、バスに乗り込むと、運転手さんやガイドさんがあわただしい
のです。尋ねると、なんと天候調査中で飛行機が飛ばない可能性が
あるとのこと。これを聞いて母と私は真っ青に。なにせ、翌日に
友人の結婚式に招待されていたのです。それも母と二人で。
結局、一応空港に向かうことになりました。けれど、入ってくる
ニュースは前よりまして悪天候になったなど悪い方ばかり。
追いうちをかけるように、帯広からの飛行機は1日おきで、今日
飛ばなければ明後日まで便はない。ここから札幌までは電車を
乗り継ぐと5時間ぐらいだから、今から出かけても最終便には
間に合わない、という知らせが。つまり、今日名古屋に帰れなければ、
友人の結婚式には出席できないということなのです。
空港でチェックインをしに行ったガイドさんが「名古屋から飛行機が
飛びましたよ。名古屋へ帰れますよ。」と知らせてくれました。
それを聞いて大喜びをしたのもつかの間、マルセイバターサンドを
買いに走ったのは言うまでもありません。
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